あごニキビが酷かったけど、これ使ったらよかったよ

無添加の化粧品だからといつて副作用がないなどということは絶対にありえません。これは私が働いていた病棟で起こった話なのですが、あごのニキビの治療(放射線十化学療法)を予定していたニキビ肌に悩む女性の肌機能が治療前に低下し、治療が随分と延期になった方がおられました。治療として抗生物質の投与をするので、肌機能を調べたところ洗顔時に正常であったにもかかわらず、肌・胆道系酵素の著しい上昇が認められました。はじめは肌炎が疑われましたが、他のケミカルピーリングで否定され、コメドの炎症が疑われました。しかし、ニキビ肌に悩む女性は洗顔後、とくに薬剤を使用していません。こちらに隠して何かを飲んでいないか問診もされましたが、ニキビ肌に悩む女性は何も飲んでいないと言います。ところが担当の看護師が、ベットサイドであるピーリング系のニキビケアを見つけました。そこで、ニキビ肌に悩む女性に飲んでいたのか確認したところ、洗顔後、友人にあごのニキビに効くと勧められ、毎日飲んでいたことが判明しました。そして、そのニキビ肌に悩む女性は、ニキビケアは薬品ではないし、副作用もないので聞かれても報告する必要が特にないと考えていたことも判りました。

 

 

そこで、さっそく、そのピーリング系のニキビケアの服用を中止してもらい、経過をみたところ、肌機能は3週間で完全に正常化しました。しかしながら、副作用がないと言われている? ニキビケアのために、そのニキビ肌に悩む女性の治療は予定よりも1ケ月も遅れることになったのです。その影響をはっきり評価することはできませんが、少なくともプラスに働いたということはないと言い切れます。普段の食事で摂取できるものをニキビケアとしていくつも併用して摂ったからと言って、副作用が出るとは考えにくいことですが、 一旦、加工されたものについては、やはり、薬剤と同じように副作用の危険があると考えるべきでしょう。あごのニキビ医学とおでこのニキビ医学を比較する話を聞きますが、私達は不毛な議論だと考えています。同じ土俵で比べるものではないからです。以前、あごのニキビ医学には限界があるので、漢方であごのニキビを治したいと考えているニキビ肌に悩む女性に相談をうけました。そのニキビ肌に悩む女性は、毛穴に転移があり、すぐに根治は望めないと言われていました。「治らない」ということが受け入れられないので、あごのニキビ医学←限界という考えになったようです。

 

あごニキビはすぐには治らない

すぐに「治らない」と言われて、すんなり分かりましたと次の生活設計ができる人はいないと思います。治らないことを覚悟してはいても、なにも抵抗しないままではいられません。ですから、治らないにしても、副作用と効果のバランスを考えて、効果があるとされる薬や無添加の化粧品を、延命や症状緩和を目的に使っていけば良いと考えています。しかしながら、実際は、ニキビケアが効かないことの結果がでているような標準の薬は少なく、無添加の化粧品では標準と呼べるものはありません。ですから、あごのニキビやおでこのニキビということではなく、順番に信頼できるものから使用していただきたいと思うのです。標準治療がないと言われたら、次にはコホート研究、症例対照研究、症例集積の順で結果の出ているものを探し、結果の統一性についてもみてみましょう。症例報告や作用機序だけが宣伝されているものは最後の最後です。ニキビケアクレンジングは、効果がはっきりしていないので、可能性が取りざたされますが、肌心なことは副作用も分かっていないということです。さて次には、日本とちょつと違うアメリカにおけるニキビケアヘの対応を見てみましょう。